対象と目標
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対象と目標
カードの効果には、「目標」や「対象」の指定を必要とする効果があります。
カードの効果に「目標の〔○○○〕」と書かれている場合、それがその効果の「目標」です。
「〔○○○〕」と書かれている場合、それがその効果の「対象」です。
目標と対象の違い
目標
指定タイミング
効果の使用、カードのプレイを宣言する時に選択します。
効果の解決に失敗する場合
目標に指定したカードやプレイヤーが効果の解決時に消失していた場合、その効果は解決されません。
目標を指定できない場合
適切な目標を指定できない場合は、その効果の使用やカードのプレイもできません。
対象
選択タイミング
カードの効果をテキストに書かれた順番で処理し、対象を指定する処理に差し掛かる際に指定します。
効果の解決に失敗する場合
対象を適切に指定できない場合、解決に失敗し、それ以降の効果は適用されません。
重要な注意点
⚠️ 目標の消失による解決失敗
目標に指定したカードやプレイヤーが、効果解決開始時に目標として不適切になっていた場合、その効果は一切解決されません。
これは対象とは異なる重要な違いです。
目標と対象の例
効果テキストの例を使って、目標と対象の違いを見てみましょう。
効果テキスト例
目標の〔あなたの場のカード1枚〕を破棄する。その後、〔あなたの冥界にある「西行寺 幽々子」1枚〕をあなたの場にスリープ状態で出す。
この効果の「目標」
- あなたの場のカード1枚
→ この効果を持つカードのプレイ(または効果の使用)を行う時に指定します。
効果の解決開始時までに、目標に指定していた「あなたの場のカード1枚」が場に存在しないなど、目標として不適切になっていた場合、この効果は一切解決されません。
この効果の「対象」
- あなたの場のカード1枚(目標でもある)
- あなたの冥界にある「西行寺 幽々子」1枚
→「あなたの冥界にある「西行寺 幽々子」1枚」は、「あなたの場のカード1枚」を破棄する処理が終わった後に指定します。
この効果を持つカードのプレイ(または効果の使用)を行った時点、または効果の解決開始時点であなたの冥界に「西行寺 幽々子」が存在しない場合でも、実際に冥界の幽々子を場に出す処理に差し掛かった時点で幽々子が存在すれば、その幽々子を場に出すことができます。